フランス新型原発EPR、日本メディアに初公開 安全性高度化もコスト膨張

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Mika Nakamura
経済 - 12 May 2026

フランス電力公社(EDF)は11日、フランス北西部のフラマンビル原発3号機(マンシュ県フラマンビル)を日本メディアに公開した。安全性を高めた新型炉「欧州加圧水型炉(EPR)」で、昨年12月に出力100%に到達して以降、日本メディアに公開するのは初めてとなる。

フラマンビル3号機は出力160万キロワット級で、EDFはEPRの設計上の特徴として、従来の130万キロワット級炉に比べ、同じ発電量あたりの燃料消費を17%、放射性廃棄物の発生量を30%抑えられるとしている。

新規原発としてはフランスで25年ぶりに送電網へ接続され、EDFの国内原子炉として57基目にあたる。当初予定から12年遅れた2024年に建設が完了し、建設費も想定の4倍の132億ユーロに膨らんだ。

重大事故への備えを厚くし、安全性を高めたのが特徴だ。原子炉(原子炉圧力容器)を収める原子炉格納容器の防護壁を二重にして航空機衝突に備えた構造を採用。事故で燃料を冷却できなくなる「炉心溶融」が発生した場合、圧力容器から溶け落ちた燃料を「コアキャッチャー」で受け止め、水で冷やす機能を備える。

EDFのグザヴィエ・アルディ技術部長は「EPRは設計段階からチェルノブイリや福島の事故の教訓を取り込んだ。安全装置は4系統に増やし、火災や洪水など外的要因があっても個別に動く」と強調した。非常用ディーゼル発電機は7日間自動運転できるという。

この日は、タービン建屋や中央制御室を再現した訓練用シミュレーターなどが公開された。アルディ氏は「100%出力に到達した後も試験を続けていたが、現在は完了した。約200万世帯に電力を供給している」と話した。

日本では関西電力が美浜原発(福井県美浜町)の後継機として、現在運用する加圧水型軽水炉を発展させ、EPRの設計を取り入れて安全性を高めた「革新軽水炉」の建設を視野に現地調査を進めている。フラマンビルの経験が安全対策とコスト管理の両面で教訓となることが期待される。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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